Noman Flight Research Group 無人航空機(ドローン)の研究会です

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ニュースに 度々登場する「無人機」について

2024年1月22日  2024年5月16日 
軍事用の無人航空機(ドローン) ニュースで語られている「無人機」とは、軍事用の無人航空機(ドローン)のこと言っていることが多いと思います。この軍事用無人航空機(ドローン)についてまとめました。 民間で一般に使用されているものとは、目的が異なりますが、使用している技術は共通するものも多いですし、軍事用から民間に降りてくる技術が多いことを考えると、将来の民間の無人航空機の在り方を考える参考にもなると思います。 一般に言われている広い意味での無人航空機(ドローン)の種類を分類するとき。大きさや形状にもかなりの差があります。市販の手のひらサイズの民生ドローン(数百グ…

ドローン(Drone)無人航空機の なりたち

2024年1月17日  2024年1月17日 
20世紀初頭からあった遠隔操縦航空機のアイデアと技術 様々な兵器を遠隔操作したいという発想はかなり昔からあったようですが、技術的な問題、コスト的な問題で実現していませんでした。しかし、技術の発展と共に、技術とコストとニーズがマッチした分野から徐々に進化していきました。 どこまでを無人航空機とするかによって変わってきますが、広い意味で人が搭乗せず、空を飛行させるというものでいうなら、偵察用無人航空機だけでなく無人標的機や、巡航ミサイル(cruise missile)や自爆突入型ドローンなど、様々なタイプが様々なルーツから進化したということが出来るでしょう。 「…

VTOL 垂直離着陸機・STOL 短距離離着陸機 V/STOL 垂直/短距離離着陸機

2024年1月5日  2024年10月9日 
無人航空機の技術の周辺・延長線上にあるVTOL ヘリコプターやV/STOL(vertical/short take-off and landing aircraft)は、短距離離着陸能力を持ち、必要に応じて垂直離着陸も可能な飛行機です。離着陸滑走による翼の揚力を利用して、完全な垂直離着陸時よりもはるかに多くの燃料や人員・貨物を積むことができます。ただし、垂直離陸時に燃料消費が大きく、実際は短距離離陸することが多く、最近ではその表記もSTOVL[ S hort T ake- O ff and V ertical L anding](ストブル)とすることが多くなっているよ…

「空飛ぶクルマ」の試験飛行等に係る 航空法の適用関係のガイドライン

2024年1月4日  2024年1月7日 
「空飛ぶクルマ」は「大きいドローン」だけではない 形状や飛行形態や利用技術などから、一緒に語られることが多い「空飛ぶクルマ」と「ドローン(無人航空機)」ですが、航空法上受ける扱いは全く異なります。決定的に異なるのが「人を乗せる」という点で、この点の、ありなしで機体の設計や運航方法など、人を乗せるとなると、全てのことが、安全性の観点から1段上のフェーズになります。現在、「空飛ぶクルマ」を飛行させるためには、機体自体を作る必要があります。(一般に市販されている機体はないということです)機体を作成して、飛行させるためには航空局の許可が必要になります。これらのハ…

未来の乗り物ではなくなりつつある「空飛ぶクルマ」

2024年1月3日  2024年1月4日 
時代は未来に追いつくのか ずっと気になっている「空飛ぶクルマ」が、ようやく現実のものになる可能性が高まっています。昔から描かれてきた「空飛ぶクルマ」とは少し異なるかもしれません。空中を飛ぶことはできるものの、地上を走ることができない(タイヤがない)ものなど、合理的に考えると、飛べる能力さえあれば走れなくても問題はないかもしれませが、せめてクルマらしい形状であってほしいと思うのは自然なことでしょう。 現代の空飛ぶクルマは大きく分けて2つのタイプがあります。一つは近距離用で、小型の電動垂直離着陸(eVTOL)機体で、少人数の乗客を載せることができ、マルチコプタ…

「空飛ぶクルマ」にタイヤがない理由

2024年1月2日  2024年1月4日 
Where's my flying car? 実は昔からある空飛ぶクルマ 空飛ぶクルマの歴史 空飛ぶクルマは、これまで様々なコンセプトのもとで実現が試みられてきました。 自動車としての機能と航空機としての機能を併せ持つ、走行可能な航空機の形。路面を浮上して飛行する、タイヤのない車の形。これはホバーカーと呼ばれることもあります。また、最近注目されている小型マルチコプターの形で、自動車のような操縦性を持ちつつVTOLが可能なもの。運転操作が不要な自律飛行型も登場しています。 意外にも20世紀初頭から、さまざまな飛行技術を用いた「空飛ぶクルマ」の試作機が作ら…

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ドローン航路 導入ガイドライン

ドローン航路 導入ガイドライン 概要 タイトル:ドローン航路導入ガイドライン(Guidelines on the implementation of UAS Lines) 発行元 :経済産業省 / 独立行政法人 情報処理推進機構 デジタルアーキテクチャ・デザインセンター / 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 発行日 :2025年7月14日(初版:2025年5月15日) バージョン :Ver 1.1 総ページ数 :43ページ(本文) ドローン航路運営者向け ドローン航路導入ガイドライン(1.1版)(PDF:8.5 MB) https://www.ipa.go.jp/digital/architecture/documents/nl10bi0000009pzj-att/guidelines-on-the-implementation-of-uaslines.pdf 概要 全国でのドローン社会実装を加速するため、ドローン航路の運営主体である自治体や民間事業者向けに、航路の導入から運営、廃止に至るまでの要件や指針、プロセスを体系的に整理したガイドラインです。航路を「線路」、離着陸場を「駅」に見立てた共用インフラとして整備し、複数の運航事業者が安全かつ効率的に利用できる仕組みを提供しています。また、2026年度から始まる適合性認証・登録制度の基準文書としての活用も想定されています。 内容の詳細 第1章:ガイドラインの概要 背景と目的 政府が2024年6月に決定した「デジタルライフライン全国総合整備計画(デジタル全総計画)」のアーリーハーベストプロジェクトとして、秩父地域や浜松市で2025年3月に商用利用が開始されたドローン航路の全国展開を促進するために策定されました。主な目的は、①サービス品質の確保、②飛行許可申請の事前手続き簡略化に向けた適合性評価基準の明確化、③相互運用性の確保による全国展開の推進の3点です。 ドローン航路のコンセプト 航路(線路)と離着陸場(駅)を協調的に整備し、複数の運航事業者が共用できるインフラを構築するという考え方です。主な利点として、①安全かつ簡便な運航(アルゴリズムによる自動リスクアセスメント)、②関係者調整コストの削減(航路運営者が一括調整)、③機体・離着陸場・緊急着陸場のリソースシェアリン...

二等無人航空機操縦士 学科試験問題 模擬試験【練習問題】その2

無人航空機操縦者技能証明試験の学科試験問題[AI作成] 50問 「無人航空機の飛行の安全に関する教則 第4版」を基に、AIで無人航空機操縦者技能証明試験の学科試験サンプル問題と同様の形式で試験問題風クイズを作成し、良い問題を厳選しました。 前回公開した物 が好評でしたので、第2弾を作成しました。 リクエストいただきましたので、 新たに 第3弾 を公開しています。 これらの問題は過去の出題問題や予想問題ではなく、実際の学科試験と同じく教則の内容からAIが自動生成したものです。問題の正確性についてはAIによる生成後に人的チェックも加えて可能な限り確認しております が、 完全性を保証するものではありません ので、あらかじめご了承ください。(問題に不備がありましたら 問い合わせフォーム よりご一報いただければ幸いです。) 最新の無人航空機の飛行の安全に関する教則 新しくできた無人航空機操縦者技能証明の制度で「一等無人航空機操縦士」「二等無人航空機操縦士」の国家試験の学科の教科書の基になるものです。この教則の内容や範囲から試験問題も作られるています。 令和7年(2025年)2月1日に改訂された、 無人航空機の飛行の安全に関する教則(第4版) は以下にリンクします。 無人航空機の飛行の安全に関する教則(第4版) https://www.mlit.go.jp/koku/content/001860311.pdf !注意!:無人航空機操縦者 技能証明 学科試験の試験問題は2025年4月17日より、第4版をもとに作成されるようになりました。 無⼈航空機操縦士の学科試験の受験の為の学習資料としてのご利用 は下記の 最新版「第4版」 をご覧ください。 「無人航空機の飛行の安全に関する教則」(第4版)令和7年(2025年)2月1日 【教則学習】 学科試験の学習の参考にされるのは、以下に作成しています。 無人航空機の飛行の安全に関する教則  第4版 [読み上げ] https://youtu.be/BOb9h2-Ylgg 無人航空機の飛行の安全に関する教則 第4版 読み上げ動画 https://www.nomanfrg.com/2025/06/instr4mov.html 無人航空機操縦士  学科試験のサンプル問題も公開されていますので、一等、二等無人航空機操縦士 学科試験 ...

6.2 気象の基礎知識及び気象情報を基にしたリスク評価及び運航の計画の立案 【教則学習(第4版)】

6. 運航上のリスク管理    6.2 気象の基礎知識及び気象情報を基にしたリスク評価 及び運航の計画の立案 教則の本文を黒色に、 独自に追記した補足説明や注釈を別色 で記載しています。 6.2.1 気象の重要性及び情報源 (1) 無人航空機における気象の重要性 無人航空機を安全に飛行させるための重要な要素の一つが気象である。 航空法では「当該無人航空機及びその周囲の状況を目視により常時監視して飛行させること。」とされている。これは目視可能な距離外での無人航空機の飛行を禁止するだけではなく、近距離であっても無人航空機の飛行状況や他の物件との安全な距離が確保されていることを目視で確認できない雲中や濃霧等の気象状態では無人航空機を飛行させてはならないことを意味する。 安全な飛行を実施するためには、まず一般的な天気予報だけではなく、どのような気象情報や予報が提供されているかを理解する必要がある。そして、自らの作業内容、時間、環境に応じて、雲や視程障害、風向風速及び降水等、自ら行う飛行に影響する気象情報を適切に入手、分析して、離陸から着陸に至るまで支障のある気象状況にならないことを確認した後に飛行を開始しなければならない。 

世界の時間とタイムゾーン・JST、UTCとズールータイム【教則学習・周辺知識】

協定世界時(UTC)、日本標準時(JST)、グリニッジ標準時(GMT)、国際原子時(TAI)、世界時(UT) 時間を表現するための基準が複数あります。これは、世界各国で、それぞれに昔から使用されていた、それぞれ文化にも深くかかわる時間の基準があり、これらを一度に切り替えることが難しかったためで、そのため、しばしば混乱が生じる場合がありました。人、物、そして、情報が世界を行きかう事により、徐々に世界中で統一した基準を用いるような流れになりました。また、科学技術の発展によって精度を増した基準の観測・利用方法が進みましたが、やはり全ての時刻を統一することは困難なため、複数の基準が存在しています。 観測データなど扱う場合必ず「何時(いつ)、when」測定した物なのかという情報は測定値とセットで扱われる大切な要素です。この要素が抜けたり、正しくなければ、データの価値がなくなってしまう場合もあります。 気象観測や、航空機の運航、コンピュータの時間など、昔より世界が狭くなってしまった現代、正確な時刻は当然、必要ですが、その時刻が、どの基準で示されているものなのかを意識しなければならいことも増えてきています。 Samuel P. Avery, 129 Fulton St, NY (wood engraving); Centpacrr (Digital image) ,  Public domain, via Wikimedia Commons 世界時が採用される前の「すべての国」の相対的な時間を示す1853年の「ユニバーサルダイヤルプレート」 グリニッジ標準時(GMT) G reenwich  M ean  T ime グリニッジ標準時(GMT)は、ロンドンのグリニッジにある王立天文台の平均太陽時で、真夜中から数えたものです。(真夜中が午前0時という事)過去には正午から計算されるなど、様々な方法で計算されていたようです。そのため、文脈がわからない限り、特定の時刻を指定するために使用することはできません。(時代によって時間が異なることがあります。)GMTという用語は、タイムゾーンUTC+00:00の名称の1つとしても使われ、イギリスの法律では、イギリスにおける市民時間(ローカルタイム)の基準となっています。 英語圏の人々はしばしば、GMTを協定世界時(UT...

ATIS情報リクエストサービス【SWIM ポータル】 2026年4月21日サービス開始

ATISをSWIM(WEBサイト)で確認する これまでパイロットや運航管理者がATIS(飛行場情報放送業務)の情報を取得するには、操縦室の無線機やデータリンク装置、航空無線の受信できる受信機を使うか、 会社の事務所に設置された専用端末まで足を運ぶ必要がありました。また、航空会社にとっても、これらの専用端末や回線の維持にかかるコストは決して小さなものではありませんでした。 そこで、インターネットを活用した新しいATIS情報サービスの運用コンセプトが策定されました。 このサービスは大きく2種類あります。ひとつは ATIS情報配信サービス で、航空運送事業者などの承認を受けた関係者が、XML形式のデジタルデータをPub/Sub方式で継続的に受信できるものです。自社システムと連携することで、情報取得の自動化や業務効率化が期待できます。もうひとつは ATIS情報リクエストサービス で、SWIMポータルのアカウントさえあれば、Webブラウザやスマートフォン・タブレット端末から、JSON形式でATIS情報をいつでも手軽に照会できます。 これにより、特にパイロットにとって大きなメリットが生まれます。機内Wi-Fiを備えた航空機であれば、飛行中でも手持ちのタブレットでATIS情報を確認できるため、VHF無線(音声)での確認作業が不要になります。聞き間違いや聞き逃しによる確認の手戻りが減り、パイロットは操縦や管制通信により集中できる環境が整うことになります。 なお、航空局はこれらのサービスの普及状況を見ながら、将来的にはVHF音声によるATISサービスを縮小できる可能性についても、関係者と協議していく方針のようです。 ATISとは [ATIS] Automatic Terminal Information Service|飛行場情報放送業務 エーティーアイエス(通称:アティスまたはエーティス)とは、空港に離着陸する航空機に対して、地上から無線音声によりエンドレスで放送されるサービスです。提供される情報には、飛行場の気象情報、飛行場の状態、航空保安施設の運用状況などが含まれます。主な目的は航空交通管制通信の混雑緩和であり、取り扱う航空機の機数が多い空港で実施されています。 航空無線を受信される方であれば、空港運用時間内であればいつでも受信することが出来るためコンディションの把握などで馴染...

ノータム[NOTAM] の確認方法が変わりました [AIS JAPAN] から [SWIM ポータル] へ

ノータムを確認できるWEBサイトが変更になりました 日本国内のノータム[NOTAM]などの航空情報は現在、国土交通省航空局が航空情報提供サービスWEBサイト「 AIS JAPAN - Japan Aeronautical Information Service Center」 https://aisjapan.mlit.go.jp/  で公開しています。このサービスは、 無料で利用できますが、ユーザー登録とログインが必要となっています。 しかし、 令和7(2025)年1月10日より 、新しい航空情報共有基盤「 SWIM (System-Wide Information Management)」 https://top.swim.mlit.go.jp/swim/ の運用(登録)が開始されることに伴い、現行のAIS-JAPAN(Web)は 2025年2月10日に新サービス開始 と共に完全に廃止され、新しいSWIM(スイム)ポータルによる情報サービスへと移行します。現在AIS JAPANを利用しているユーザーも、この期日までに 改めてSWIM(スイム)ポータルへの登録が必要 となります。このSWIMサービスの利用について、当面の間、航空関係者(運航者、空港管理者、官公庁等)による利用とし、一般の方の利用は想定していません。と記載されています。 最新のお知らせ  「【重要なお知らせ】SWIMによる情報サービスの提供開始について」にてご案内しておりましたとおり、以下の情報サービスについて2026年4月21日9:00(日本時間)より提供を開始いたしました。  <提供を開始した情報サービス> 1.デジタルノータム配信サービス(標準審査期間/2週間程度) 2.AIPデータ配信サービス(標準審査期間/2週間程度) 3.ATIS情報配信サービス(標準審査期間/2週間程度) 4.ATIS情報リクエストサービス(Web API:標準審査期間/2週間程度、ブラウザ:利用審査なし) 5.C-PIREP登録サービス(標準審査期間/3か月程度) 6.C-PIREPリクエストサービス(標準審査期間/2週間程度) 7.C-PIREP配信サービス(標準審査期間/2週間程度) 8.気象情報配信サービス(標準審査期間/2週間程度) 9.PKGリクエストサービス(標準審査期間/2週間程度) なお、今回提供...

自己紹介

ノーマン飛行研究会
2015年 首相官邸ドローン事件があった年、トイドローンを手にして以来ドローンと関わっています。JUIDAの無人航空機安全運航管理者、操縦技能証明とドローン検定協会の無人航空従事者試験1級 を取得しております。無線関連の第1級陸上特殊無線技士も取得しております。 できるだけ正確に学んだことを綴って行きたいのですが、もし間違いなどありましたらご指摘いただけると嬉しいです。 このサイトはリンクフリーです。報告の必要ありません。リンクして頂けると喜びます。
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