Noman Flight Research Group 無人航空機(ドローン)の研究会です

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「無人航空機に係る規制の運用における解釈について」が更新されました[R6.6.10更新]

2024年6月14日  2024年6月14日 
資料「無人航空機に係る規制の運用における解釈について」を R6( 2024 ).6.10に更新されました。 無人航空機に係る規制の運用における解釈について https://www.mlit.go.jp/common/001303820.pdf 規制の運用における解釈とは、行政機関が法律に基づいて運用を行う際、その法律をどのように解釈するかを決めることです。これにより、行政機関内の担当者による処理の違いや、法律の意図から外れた運用を防ぐことができます。無人航空機の許可承認や運用においても、解釈の考え方を把握しておくことで、何が許可されているか、何が許可されていないか…

無人航空機 のための 気象情報 航空気象情報【教則学習・詳細】

2024年6月8日  2024年6月13日 
無人航空機の飛行計画で活用できる、航空気象情報 無人航空機の飛行の安全に関する教則のなかで気象情報に関して、記載されています。 「6.2 気象の基礎知識及び気象情報を基にしたリスク評価及び運航の計画の立案」 6.2.1 気象の重要性及び情報源 (2) 安全な飛行を行うために確認すべき気象の情報源 この項目のなかで、 参考となる気象情報 として、「 実況天気図、予報天気図、悪天解析図 」が挙げられています。 教則にどのように挙げられているかは、下記に詳細があります。 6.2 気象の基礎知識及び気象情報を基にしたリスク評価及び運航の計画の立案 【教則学習(第3版)】 実況天気図、…

無人航空機 のための 気象情報 天気予報

2024年3月16日  2024年6月13日 
無人航空機のための天気予報 無人航空機を飛行させる時、気象情報は必須ですが、現在のところ無人航空機を飛行させるために、専用の気象情報が出されているわけではありません。一方、有人航空機の運航では、航空機が飛行する高度などの専門的な情報を含む航空気象情報が気象庁から提供されています。 一般に公開されている情報で、最も一般的なものは、天気予報ですが、以前は気象庁により独占的に実施されてきました。これは、気象業務法の「気象庁は、政令の定めるところにより、気象、地象(地震および火山現象を除く。)津浪、高潮、波浪及び洪水についての一般の利用に適合する予報および警報をし…

無人航空機 のための 気象情報 台風情報と進路予想

2024年3月11日  2024年6月26日 
世界各国の台風情報と進路予想のサイト 気象情報の中で特に台風の情報を公開している世界の気象機関のwebサイト情報を確認する 気象情報の中でも、大きい被害が出る可能性のある台風( typhoon(タイフーン) )情報は、特別に、きめ細かく、短いスパンで発表されています。世界中の情報を見ることが出来ますが、どのエリアでも、特別な気象現象として、情報発信されています。これらの情報を見てみると、ハリケーン、サイクロン、台風などと表されますが、どれも熱帯低気圧で、同じものです。どこに現れるかによって呼び方が変わります。 hurricane (ハリケーン)は、北大西洋・北東…

無人航空機 のための 気象情報 気象のリアルタイム情報

2024年3月9日  2024年6月13日 
ほぼリアルタイムで気象情報を得ることができるWEBサイトの使い方 またそれらの詳細についてまとめています。「ほぼ」と書いたのは、取得したデータを処理すためにタイムラグがあるためですが、これらは、現在高速化が図られており、数時間もかかるものではなく、数分前の画像として確認できるものですので、実用上はリアルタイムと考えても差し支えないと思います。 気象情報には、情報を得る方法に、よって、得る事の出来る情報の種類が異なっています。 得られる情報は、 気象レーダー 気象衛星 アメダス 気象衛星「ひまわり」が撮影した衛生写真をほぼリアルタイムで見ることが出来ます。これは、雲の…

無人航空機 のための 気象情報 日出の時刻・日の入りの時刻

2024年3月6日  2024年3月7日 
無人航空機を飛行させることが出来る時間帯を調べる方法 昼間(日中)における飛行と夜間飛行の境界 航空局から出されている「無人航空機の飛行の安全に関する教則」では、昼間(日中)における飛行として、 無人航空機の操縦者は、 昼間(日中。日出から日没までの間)における飛行が原則 とされ、 それ以外の飛行の方法(夜間飛行)は、航空法に基づく規制の対象 となる。 「昼間(日中)」とは、国立天文台が発表する日の出の時刻から日の入りの時刻までの間を指す。  とされています。飛行計画を立てるとき、飛行させる時間が、昼間なのか夜間飛行なのかを確認しておく必要があるります。また、万一、飛…

無人航空機 のための 気象情報

2024年3月6日  2024年6月13日 
無人航空機の運用に必要な気象情報 無人航空機を飛行させたり、飛行計画をたてたりする際には、気象に関する知識や情報が非常に重要です。 「無人航空機の飛行の安全に関する教則」には、一般的な天気予報だけでなく、提供されている具体的な気象情報や予報も理解する必要がある、と言っています。具体的には、作業内容、時間帯、環境に合わせて、雲量、視程障害、風向風速、降水など、飛行に影響する気象情報を適切に入手し、分析してから飛行を開始しなければなりません。 飛行準備や計画の際には、気象情報の確認や分析・検討が必須です。ただし、無人航空機の種類によっては、重視すべき気象情報が異…

無人航空機 レベル3飛行の条件緩和、レベル3.5飛行の新設

2023年11月26日  2024年6月15日 
二等無人航空機操縦士の資格取得のメリット増加 令和5年(2023年)11月17日に内閣府の規制改革推進会議の第1回スタートアップ投資ワーキンググループの中で「無人航空機(ドローン)の事業化に向けた環境整備」について話し合われました。今後の無人航空機の運用の規制緩和についての方向が示されました。 規制改革推進会議 第1回 スタートアップ・投資ワーキング・グループ 議事次第 https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2310_02startup/231117/startup01_agenda.ht…

無人航空機の飛行計画の通報 ドローン情報基盤システム2.0(DIPS2.0)(令和4年12月5日施行)

2022年12月16日  2022年12月18日 
無人航空機の飛行計画の通報について 航空法・施行規則で定められている事 令和4年(2022年)12月5日から施行された改正航空法で明文化されました。  この制度は、無人航空機を特定飛行させる者が、事前に当該飛行の日時、経路などの事項を記載した飛行計画を国土交通大臣に通報する制度です。 特定飛行を行う際 に飛行計画の通報をすることが義務化されており、これを行わなかった場合罰則の対象になります。 飛行計画の通報をせずに特定飛行を行った場合 、航空法第157条の10に従い、 30万円以下の罰金 が科せられます。 航空法(飛行計画) 第百三十二条の八十八  無人航空機を飛行させる者…

無人航空機の飛行形態「カテゴリーⅢ、Ⅱ、Ⅰ」 と 飛行レベル「レベル1~4」

2022年12月15日  2023年11月26日 
無人航空機の法改正が続きドローンの規制や、操縦資格など、新しい制度が、作られる過程で、様々な飛行ケースを表す言葉として、「カテゴリーⅢ、Ⅱ、Ⅰ」や「レベル1、2、3、4」といった用語を目にすることが、多くなりました。「ドローンを「レベル4」で初飛行」とニュースで大きく報じられました。このように「レベル4」がなぜ画期的な事なのか、またそもそもこのレベルとは、何を表しているのか、改めて整理してみたいと思います。余談になりますが、法改正のタイミングで、ニュースなどでも、同じタイミングで取り上げられていたこともあり、全く別なのですが、自動車の自動運転に関する自…

航空局標準マニュアルが改正されました(令和4年12月5日版)

2022年12月11日  2022年12月11日 
令和4年(2022年)12月5日の改正航空法施行に伴い、航空局標準マニュアルが改正され、公開されました。 航空局標準マニュアル(令和4年12月5日版) 航空安全:無人航空機の飛行許可・承認手続 - 国土交通省 (mlit.go.jp) https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000042.html 航空局標準マニュアルの変更点の要約 無人航空機を飛行させる者の訓練及び遵守事項などが、より具体的な内容になっています。 たとえば、 飛行させる場所の項目が第三者の往来が多い場所や学校、病院、神社仏閣、観光施設などの不 特定多数の人が集ま…

一等無人航空機操縦士 学科試験問題 模擬試験

2022年12月9日  2024年4月26日 
無人航空機操縦者技能証明 学科試験(一等無人航空機操縦士)の学科試験とサンプル問題について 新しいライセンス制度の試験の詳細と学科試験のサンプルが無人航空機操縦士試験の指定試験機関の日本海事協会より発表されています。 無人航空機操縦士(一等)操縦ライセンス制度 学科試験のサンプル問題は下記PDFです。 https://www.mlit.go.jp/koku/content/001520518.pdf <実施方法> 全国の試験会場のコンピュータを活用するCBT  (Computer Based Testing) <形 式> 三肢択一式(一等:70問) <試験時間> 一…

無人航空機の「飛行日誌」の作成と記載方法 書式のダウンロード(令和4年12月5日施行)

2022年12月9日  2024年5月27日 
ドローンの飛行日誌( 飛行記録、 日常点検記録、点検整備記録)の作成について 航空法・施行規則で定められている事 令和4年(2022年)12月5日から施行された改正航空法で明文化されました。  この制度は、無人航空機を特定飛行させる者が、飛行・整備・改造などの情報を遅滞なく飛行日誌に記載しなければならない制度です。 特定飛行を行う際に飛行日誌を備えない、飛行日誌に記載すべき事項を記載しない又は虚偽の記載を行った場合、航空法第157条の11に従い、10万円以下の罰金が科せられます。 飛行日誌は、下記、三種類の記録を指します。 飛行記録 日常点検記録 点検整備記録

二等無人航空機操縦士 学科試験問題 模擬試験

2022年9月23日  2024年4月26日 
無人航空機操縦者技能証明 学科試験(二等無人航空機操縦士)の学科試験とサンプル問題 新しいライセンス制度と詳細の発表が航空局よりありました。 無人航空機操縦士 学科試験のサンプル問題は下記PDFです。 操縦ライセンス制度 学科試験(二等)サンプル問題 https://www.mlit.go.jp/common/001493224.pdf <実施方法> 全国の試験会場のコンピュータを活用するCBT  (Computer Based Testing) <形 式> 三肢択一式(一等:70問 二等:50問) <試験時間> 一等:75分 二等:30分 <試験科目> 無人航空機に関…

航空局標準マニュアルの「無人航空機の飛行記録」と「無人航空機の点検・整備記録」

2022年9月21日  2022年12月18日 
航空局標準マニュアルの活用 航空局より包括許可・承認を受けた際、独自の飛行マニュアルを作成して許可・承認を受けた場合を除いて、『航空局標準マニュアル』を使用するようにして、申請を行う場合が多いのではないかと思います。その場合、この『航空局標準マニュアル』に則って飛行させなければ、許可・承認を受けた飛行を行っていないという事になり、航空法に違反してしまう事にもなりかねません。この『航空局標準マニュアル』も飛行の方法や目的によってさまざまな種類が存在します。現在、航空局で出されている『航空局標準マニュアル』は6種類あります。 飛行日誌( 「飛行記録」と「点検・…

ノータムへの無人航空機のフライトプランの掲載

2022年9月19日  2023年10月1日 
ノータム NOTAM (Notice to Airmen) 航空従事者へのお知らせをするシステムへの無人航空機のフライトプランの掲載 ノータムとは航空機(有人航空機)の安全情報で即時性の必要な臨時な物などを通信回線(CADIN及びAFTN)により配布されるものです。 飛行機のパイロットが運航前に確認する事が法律で定められているほど大切でよく目にされる情報のひとつです。このノータムに無人航空機のフライト情報が出されることがあります。これは、航空局へ個別申請が必要で他の航空機(有人機)の安全航行に影響がある可能性のあるもの、具体的には、空港周辺での飛行や、高度15…

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人口集中地区(DID)の新しいデータの確認方法(令和4(2022)年6月25日~)

人口集中地区 DID(Densely Inhabited District) ドローンを飛行させる場合の許可が必要な飛行なのかどうかを判断する為の重要な基準になっている統計データの人口集中地区(DID)データが、 2022年6月25日から これまで利用していた平成27年版から、新しい 令和2年版 に、変更になりました。 これまで人口集中地区でなかった場所でも新たに人口集中地区とされている場合やその逆など、変更されている場合があるので注意が必要です。 日本の国勢調査において設定される統計上の地区で、英語の"Densely Inhabited District"を略して「DID」とも呼ばれています。市区町村の区域内で人口密度が4,000人/ km² 以上の基本単位区(平成2年(1990年)以前は調査区)が互いに隣接して人口が5,000人以上となる地区に設定されます。ただし、空港、港湾、工業地帯、公園など都市的傾向の強い基本単位区は人口密度が低くても人口集中地区に含まれています。都市的地域と農村的地域の区分けや、狭義の都市としての市街地の規模を示す指標として使用されます。 令和2年の国勢調査の結果に基づく人口集中地区は、国土地理院が提供している「地理院地図」、および政府統計の総合窓口が提供している、「地図で見る統計(jSTAT MAP)」を利用して確認可能です。 情報の内容はは同じですので使いやすいお好みの物を利用すると良いと思います。 国土地理院 地理院地図    ・  人口集中地区令和2年 (総務省統計局)    e-Stat 政府統計の総合窓口  ・  地図で見る統計 (jSTAT MAP)    国土地理院 地理院地図  人口集中地区令和2年(総務省統計局) 確認方法 人口集中地区令和2年 (総務省統計局)    国土地理院 地理院地図  人口集中地区令和2年(総務省統計局)のキャプチャ

世界の時間とタイムゾーン・JST、UTCとズールータイム【教則学習・周辺知識】

協定世界時(UTC)、日本標準時(JST)、グリニッジ標準時(GMT)、国際原子時(TAI)、世界時(UT) 時間を表現するための基準が複数あります。これは、世界各国で、それぞれに昔から使用されていた、それぞれ文化にも深くかかわる時間の基準があり、これらを一度に切り替えることが難しかったためで、そのため、しばしば混乱が生じる場合がありました。人、物、そして、情報が世界を行きかう事により、徐々に世界中で統一した基準を用いるような流れになりました。また、科学技術の発展によって精度を増した基準の観測・利用方法が進みましたが、やはり全ての時刻を統一することは困難なため、複数の基準が存在しています。 観測データなど扱う場合必ず「何時(いつ)、when」測定した物なのかという情報は測定値とセットで扱われる大切な要素です。この要素が抜けたり、正しくなければ、データの価値がなくなってしまう場合もあります。 気象観測や、航空機の運航、コンピュータの時間など、昔より世界が狭くなってしまった現代、正確な時刻は当然、必要ですが、その時刻が、どの基準で示されているものなのかを意識しなければならいことも増えてきています。 Samuel P. Avery, 129 Fulton St, NY (wood engraving); Centpacrr (Digital image) ,  Public domain, via Wikimedia Commons 世界時が採用される前の「すべての国」の相対的な時間を示す1853年の「ユニバーサルダイヤルプレート」 グリニッジ標準時(GMT) G reenwich  M ean  T ime グリニッジ標準時(GMT)は、ロンドンのグリニッジにある王立天文台の平均太陽時で、真夜中から数えたものです。(真夜中が午前0時という事)過去には正午から計算されるなど、様々な方法で計算されていたようです。そのため、文脈がわからない限り、特定の時刻を指定するために使用することはできません。(時代によって時間が異なることがあります。)GMTという用語は、タイムゾーンUTC+00:00の名称の1つとしても使われ、イギリスの法律では、イギリスにおける市民時間(ローカルタイム)の基準となっています。 英語圏の人々はしばしば、GMTを協定世界時(UTC)の同義語として用いますが

無人航空機(ドローン)のノータム[NOTAM] の 読み方・見方【教則学習・周辺知識】

ノータムとは ノータム【NOTAM ( Notice to Airmen)】:航空従事者への通知 国が管理する航空当局(日本の場合は国土交通省航空局)が、航空従事者に対して発行する情報で、航空機の運航のために必要な情報を提供しています。 「NOTAM」ノータムは、 NO tice T o A ir M en の略称で、日本語に訳すなら「航空従事者へのお知らせ」という事です。航空情報の一つで、飛行場、航空保安施設、運航に関連する業務方式の変更、軍事演習のような危険の存在などについての情報で、書面による航空情報では時宜を得た提供が不可能な(端的にいえば間に合わない)場合にテレタイプ通信回線(CADIN及びAFTN)により配布されるものです。 ノータム【NOTAM (Notice to Air Mission)】:航空任務への通知 アメリカ連邦航空局(FAA:Federal Aviation Administration)は2021年12月2日から、NOTAM の頭字語を、Notice to Airmen から Notice to Air Mission に変更しました。この変更は名称によるジェンダー中立性を保つとともに、より広範囲な分野を包括する事を見据えてより正確な名称にするためのもので、小型無人航空システム (sUAS) 、無人気球など、他のいくつかの分野も含まれるためです。 女性もたくさん活躍している事や、無人機には人間が乗っていません(当然ですが)ので、旧名称の「Airmen」はないだろうという事です。したがって、航空任務への通知( Notice to Air Mission )という名称は、より実態に即した正確な名称に変更されたという事になります。 無人航空機のフライトプランのノータムへの掲載について詳しい説明を説明しています。 ノータムへの無人航空機のフライトプランの掲載   もよろしければご覧ください。 NOTAM の歴史 NOTAM は、附属書 15:国際民間航空条約(CICA)の航空情報サービスで指定されたガイドラインに基づいて、政府 機関および空港運営者によって作成および送信されます。1947年4 月4日に発効した CICA の批准に伴い一般的に使用されるようになりました。 航空の業界では、より歴史のある船舶のシステムや名称などの慣習が引き継

二等無人航空機操縦士 学科試験問題 模擬試験

無人航空機操縦者技能証明 学科試験(二等無人航空機操縦士)の学科試験とサンプル問題 新しいライセンス制度と詳細の発表が航空局よりありました。 無人航空機操縦士 学科試験のサンプル問題は下記PDFです。 操縦ライセンス制度 学科試験(二等)サンプル問題 https://www.mlit.go.jp/common/001493224.pdf <実施方法> 全国の試験会場のコンピュータを活用するCBT  (Computer Based Testing) <形 式> 三肢択一式(一等:70問 二等:50問) <試験時間> 一等:75分 二等:30分 <試験科目> 無人航空機に関する規則、無人航空機のシステム、無人航空機の操縦者及び運航体制、運航上のリスク管理 ※令和6年(2024年)4月14日(日)より、 学科試験の内容は、「無人航空機の飛行の安全に関する教則 (第3版)」に準拠します。 と発表されました。 詳細は「 【重要!!】無人航空機操縦士・学科試験の内容が、変わります 」にアップしました。 無人航空機の飛行の安全に関する教則 新しくできた無人航空機操縦者技能証明の制度で「一等無人航空機操縦士」「二等無人航空機操縦士」の国家試験の学科の教科書の基になるものです。この教則の内容や範囲から試験問題も作られるています。 令和5年(2023年)4月13日に改訂された、 無人航空機の飛行の安全に関する教則(第3版) は以下にリンクします。 https://www.mlit.go.jp/common/001602108.pdf 無⼈航空機操縦士の学科試験のための教則について詳しく解説を、以下でご覧ください。 「無人航空機の飛行の安全に関する教則」(第3版) 令和5年(2023年)4月13日【教則学習】 教則の読み上げ動画を作成しました 詳しくは 無人航空機の飛行の安全に関する教則 第3版 読み上げ動画 二等無人航空機操縦士 学科試験 模擬試験 「二等無人航空機操縦士」のサンプル問題に基づいて模擬テストを作りました。 回答終了後に 「送信」 をクリックして続いて出てくる 「スコアを表示」 をクリックすると採点結果が表示されます。発表によるとCBT式試験というコンピュータを利用した試験になるようですので、似た雰囲気ではないかと思います。メールアドレスの情報は収集しておりませんので気軽

「無人航空機の飛行の安全に関する教則」(第3版) 令和5年(2023年)4月13日【教則学習】

無人航空機操縦者技能証明の「一等無⼈航空機操縦士」と「二等無⼈航空機操縦士」の学科試験の土台となる教則 無人航空機の飛行の安全に関する教則が令和5年(2023年)4月13日に改訂 され(第3版)が公開されました。 無⼈航空機操縦士の学科試験のベースになる教則ですが、これまで、学科試験の内容は「無人航空機の飛行の安全に関する教則(第2版)」に準拠していましたが、 ※令和6年(2024年)4月14日(日)より、 学科試験の内容は、「無人航空機の飛行の安全に関する教則 (第3版)」に準拠します。 と発表されました。 詳細は「 【重要!!】無人航空機操縦士・学科試験の内容が、変わります 」にアップしました 教則の読み上げ動画を作成しました 詳しくは 無人航空機の飛行の安全に関する教則 第3版 読み上げ動画 試験の予約・実施スケジュールなど詳しくは下記、指定試験機関の日本海事協会サイトで確認してください 【重要!!】「無人航空機の飛行の安全に関する教則」の改訂に伴う無人航空機操縦士試験における学科試験の内容変更についてのお知らせ – 無人航空機操縦士試験案内サイト  令和6年(2024年)4月14日(日)より 以前に受験される方 については引き続き以下でご覧ください。 「無人航空機の飛行の安全に関する教則」 令和4年(2022年)11月2日第2版【教則学習】 令和5年(2023年)4月13日に改訂された(第3版)については以下にリンクします。 無人航空機の飛行の安全に関する教則(第3版) https://www.mlit.go.jp/common/001602108.pdf 第2版からの変更履歴【参照用】 https://www.mlit.go.jp/common/001602110.pdf 無人航空機の飛行の安全に関する教則(第2版)から(第3版)への変更内容 細かな表現の変更とともに、 「無人航空機の飛行に関する許可・承認の審査要領(カテゴリーⅢ飛行)」及び「安全確保措置検討のための無人航空機の運航リスク評価ガイドライン」(公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構 福島ロボットテストフィールド発行)の発行に伴う カテゴリーⅢ飛行におけるリスク評価に関する記述の見直し が行われました。5章と6章が大きく変更されています。変更箇所は下記の項目です。 (第 5 章

フォネティックコード「アルファー・ブラボー・チャーリー」通話表【教則学習・周辺知識】

アルファベットや数字を無線通信・電話(口頭)で正しく伝える方法 「アルファー」「ブラボー」「チャーリー」このような、暗号のような、呪文のような言葉を航空業界では使用されることが比較的多いので耳にする機会があるのではないでしょうか。これは、フォネティックコード(Phonetic Code)と呼ばれるアルファベットや数字を正しく伝える為の工夫です。スペリングアルファベットとも呼ばれ、アルファベットにどのような言葉を当てはめるかは、国際規格として定められています。ですから、通常は世界どこに行っても通用するものとされています。通信で使用されるだけでなく、共通の知識として前触れなくあられることがありますので、知っておいて損はないと思います。 第一次世界大戦後、音声を利用する双方向無線が開発され、普及する以前、低品質の長距離電話回線での通信を改善するために、電話のスペルアルファベット(Spelling Alphabet)が開発されたました。 アルファベットの「B」ビーと「D」ディーや「M」エムと「N」エヌのように、発音が似ているものを聞き間違えることなく伝えることを目的として、定められたアルファベットの通話表での置き換えます、航空機や船舶などの通信で主に利用されています。また、コールセンターなど対面できない際の電話での通話の間違いを防ぐためにも、利用されているようです。航空業界に関わり合いのある、旅行業界やホテル業界などでも利用されることがあるそうです。 このフォネティックコードを用いると、BとDは「ブラボー」と「デルタ」、MとNは「マイク」と「ノベンバー」になりますので、発音が似ているアルファベットも間違えずに伝えることが出来ます。 フォネティックコード表 アルファベット 読 み A ALFA アルファ B BRAVO ブラボー C CHARLIE チャーリー D DELTA デルタ E ECHO エコー F FOXTROT フォックストロット G GOLF ゴルフ H HOTEL ホテル I INDIA インディア J JULIETT ジュリエット K KILO キロ L LIMA リマ M MIKE マイク N NOVEMBER

無人航空機の飛行形態「カテゴリーⅢ、Ⅱ、Ⅰ」 と 飛行レベル「レベル1~4」

無人航空機の法改正が続きドローンの規制や、操縦資格など、新しい制度が、作られる過程で、様々な飛行ケースを表す言葉として、「カテゴリーⅢ、Ⅱ、Ⅰ」や「レベル1、2、3、4」といった用語を目にすることが、多くなりました。「ドローンを「レベル4」で初飛行」とニュースで大きく報じられました。このように「レベル4」がなぜ画期的な事なのか、またそもそもこのレベルとは、何を表しているのか、改めて整理してみたいと思います。余談になりますが、法改正のタイミングで、ニュースなどでも、同じタイミングで取り上げられていたこともあり、全く別なのですが、自動車の自動運転に関する自動運転レベル(こちらはレベル0~5で表される)などと、混同してしまいそうです。 無人航空機の飛行レベル は飛行する条件をリスクに合わせてレベル分けしたカテゴリで、レベルが上がるほど、安全性リスクが増すものです。そのため、飛行レベルの高い飛行を行う場合は、より安全性に配慮した飛行が求められることになります。したがって、自律飛行(自動運転)もリスクを伴うものですが、自動車の自動運転ほどの精密な位置制御が必要ないであろうドローンの場合、他のリスク要因(目視外の飛行)と比較してさほど高くならないという事でしょう。したがって、この飛行レベルは自律飛行(自動運転)について語られている物ではく、自律飛行(自動運転)についての要素は入っていません。きわめて極端に言えば、空には道路もなく、歩行者もいない。(落とさなければいいだけ)という事ができると思います。また、有人航空機では、オートパイロットなど自動操縦の技術がすでにあることも、自動運転のリスク認識が、高くない一つの要因かもしれません。 2023年3月24日に日本国内で初めてレベル4飛行が実施されたニュースが流れましたがこれらのニュースの見出しでも「自動ドローン」や「自動飛行」などの見出しがいくつかありました。確かに、あらかじめルートや高度をプログラムして飛行させれば、自動と言えるのでしょうが、レベル4飛行を報じるのにはやや適切でない印象をうけました。手動だろうが自動だろうがレベル4の飛行はあるわけですし、ましてやドローンが状況判断をして自律飛行しているわけでもないですし。問題にすべきポイントがズレて伝わってしまう可能性があると思います。改めて、 無人航空機の飛行レベルは、自動操縦の

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ノーマン飛行研究会
2015年 首相官邸ドローン事件があった年、トイドローンを手にして以来ドローンと関わっています。JUIDAの無人航空機安全運航管理者、操縦技能証明とドローン検定協会の無人航空従事者試験1級 を取得しております。無線関連の第1級陸上特殊無線技士も取得しております。 できるだけ正確に学んだことを綴って行きたいのですが、もし間違いなどありましたらご指摘いただけると嬉しいです。 このサイトはリンクフリーです。報告の必要ありません。リンクして頂けると喜びます。
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