「無人航空機の飛行の安全に関する教則」(第3版) 令和5年(2023年)4月13日【教則学習】
2023年4月21日
2024年3月28日
無人航空機操縦者技能証明の「一等無⼈航空機操縦士」と「二等無⼈航空機操縦士」の学科試験の土台となる教則
無人航空機の飛行の安全に関する教則が令和5年(2023年)4月13日に改訂され(第3版)が公開されました。
無⼈航空機操縦士の学科試験のベースになる教則ですが、これまで、学科試験の内容は「無人航空機の飛行の安全に関する教則(第2版)」に準拠していましたが、※令和6年(2024年)4月14日(日)より、学科試験の内容は、「無人航空機の飛行の安全に関する教則(第3版)」に準拠します。と発表されました。
詳細は「【重要!!】無人航空機操縦士・学科試験の内容が、変わります」にアップしました
教則の読み上げ動画を作成しました 詳しくは
試験の予約・実施スケジュールなど詳しくは下記、指定試験機関の日本海事協会サイトで確認してください
【重要!!】「無人航空機の飛行の安全に関する教則」の改訂に伴う無人航空機操縦士試験における学科試験の内容変更についてのお知らせ – 無人航空機操縦士試験案内サイト
令和6年(2024年)4月14日(日)より以前に受験される方については引き続き以下でご覧ください。
「無人航空機の飛行の安全に関する教則」 令和4年(2022年)11月2日第2版【教則学習】
令和5年(2023年)4月13日に改訂された(第3版)については以下にリンクします。
無人航空機の飛行の安全に関する教則(第3版)
第2版からの変更履歴【参照用】
https://www.mlit.go.jp/common/001602110.pdf
https://www.mlit.go.jp/common/001602110.pdf
無人航空機の飛行の安全に関する教則(第2版)から(第3版)への変更内容
細かな表現の変更とともに、 「無人航空機の飛行に関する許可・承認の審査要領(カテゴリーⅢ飛行)」及び「安全確保措置検討のための無人航空機の運航リスク評価ガイドライン」(公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構 福島ロボットテストフィールド発行)の発行に伴うカテゴリーⅢ飛行におけるリスク評価に関する記述の見直しが行われました。5章と6章が大きく変更されています。変更箇所は下記の項目です。
教則学習の解説もこれらに合わせて追加する予定にしています。
まとめた順に下記の目次からリンクして行きたいと思います。
目 次
2.1 操縦者の役割と責任
2.1.1 操縦者としての自覚
2.1.2 役割分担の明確化
2.1.3 準備を怠らない
2.1.4 ルール・マナーの遵守
2.1.5 無理をしない
2.1.6 社会に対する操縦者の責任
2.1.7 第三者及び関係者に対する操縦者の責任
2.1.8 事故を起こしたときに操縦者が負う法的責任
2.2 安全な飛行の確保
2.2.1 飛行計画の作成・現地調査
2.2.2 機体の点検
2.2.3 気象情報の収集
2.2.4 地域情報の収集
2.2.5 連絡体制の確保
2.2.6 服装に対する注意
2.2.7 体調管理
2.2.8 技能証明書等の携帯
2.2.9 飛行中の注意
2.2.10 飛行後の注意
2.3 事故が起きた時の対応
2.3.1 事故を起こしたら
2.3.2 通報先
2.3.3 保険
3. 無人航空機に関する規則
3.1 航空法全般
3.1 航空法全般
3.1.1 航空法に関する一般知識
3.2.1 小型無人機等飛行禁止法
3.2.2 電波法
3.2.3 その他の法令等
3.2.4 飛行自粛要請空域
4.1.1 無人航空機の種類と特徴
4.1.2 飛行機
4.1.3 回転翼航空機(ヘリコプター)
4.2 無人航空機の機体の特徴(飛行方法別)
4.2.1 夜間飛行
4.3 飛行原理と飛行性能
4.3.1 無人航空機の飛行原理
4.3.2 揚力発生の特徴
4.3.3 無人航空機の飛行性能〔一等〕
4.3.4 無人航空機へのペイロード搭載
4.4.1 フライトコントロールシステム
4.4.2 無人航空機の主たる構成要素
4.4.3 送信機
4.4.4 機体の動力源
4.4.5 物件投下のために装備される機器
4.5.1 電波
4.5.2 磁気方位
4.6.1 電動機における整備・点検・保管・交換・廃棄
4.6.2 エンジン機における整備・点検
5.1.1 操縦者の義務
5.1.2 運航時の点検及び確認事項
5.1.3 飛行申請
5.2.1 離着陸時の操作
5.2.2 手動操縦及び自動操縦
5.2.3 緊急時の対応
5.3.1 操縦者のパフォーマンスの低下
5.3.2 アルコール又は薬物に関する規定
5.4.1 CRM (Crew Resource Management)
5.4.2 安全な運航のための補助者の必要性、役割及び配置
6. 運航上のリスク管理
6.1.1 安全に配慮した飛行
6.1.2 飛行計画
6.1.3 経路設定
6.1.4 無人航空機の運航におけるハザードとリスク
6.1.5 無人航空機の運航リスクの評価
6.1.6 カテゴリーⅢ飛行におけるリスク評価〔一等〕
6.2.1 気象の重要性及び情報源
6.2.2 気象の影響
6.2.3 安全のための気象状況の確認及び飛行の実施の判断
6.3.1 飛行機
6.3.2 回転翼航空機(ヘリコプター)
6.3.3 回転翼航空機(マルチローター)
6.3.4 大型機(最大離陸重量 25kg 以上)
6.4.1 夜間飛行
6.4.2 目視外飛行
※ 〔一等〕は、無人航空機操縦者技能証明の一等無人航空操縦士の資格の区分を対象とした項目であることを示す。
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