Noman Flight Research Group 無人航空機(ドローン)の研究会です

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無人航空機 のための 気象情報 日の出の時刻・日の入りの時刻

2024年3月6日  2024年11月12日 

無人航空機を飛行させることが出来る時間帯を調べる方法

昼間(日中)における飛行と夜間飛行の境界

航空局から出されている「無人航空機の飛行の安全に関する教則」では、昼間(日中)における飛行として、
無人航空機の操縦者は、昼間(日中。日出から日没までの間)における飛行が原則とされ、それ以外の飛行の方法(夜間飛行)は、航空法に基づく規制の対象となる。 「昼間(日中)」とは、国立天文台が発表する日の出の時刻から日の入りの時刻までの間を指す。 
とされています。飛行計画を立てるとき、飛行させる時間が、昼間なのか夜間飛行なのかを確認しておく必要があるります。また、万一、飛行時間が日の入りを過ぎてしまう様な計画を立てるのであれば、当然、夜間飛行の許可を申請しておく必要があります。

昼や夜はあいまいな用語であり、絶対的に何時から何時という定義はありません。
昼と夜を対比する場合によく使われるのは、日の出から日の入りまでを昼、その逆を夜とするものです。
航空法だけでなく、様々な法律で昼間と夜間を表現する際に、日の出、日の入りが利用されています。たとえば、刑事訴訟法 第116条では「日出前、日没後」を夜間としています。
なお、日の出から日の入りまでの時間は (日照時間に対して) 可照時間という呼び方をすることもあります。国立天文台では日没のことを日の入りと表現していますが同義です。
では、日中。日出から日没(日の入り)までの間における飛行の日中は何時から何時までなのか、また、日の出や、日の入りとは、どのような状態を示していて、具体的には、何時何分なのか。
これらを、調べるにはどうしたらよいのかをまとめています。

日の出、日の入りの時刻について、日本では、国立天文台で、これらの情報を含んだ「暦」を編纂しています。

「暦(こよみ)」とは英語で言えば、カレンダーです。
「暦」は西暦600年代に、遣唐使とともに中国より伝わったとされています。その後、朝廷・幕府・政府と様々な変遷の下、国家として制作にあたってきました。時の国家権力がその力を維持したり、示すため、管理してきた歴史があります。

現在の暦は、毎年二月の初めに国立天文台の官報にて発表される「暦要項」に基づいて作られています。「暦要項」は、国立天文台で計算した翌年の暦(国民の祝日・日曜表・二十四節気・雑節・朔弦望、東京の日出入・日食及び月食等)をまとめたものです。
これらを毎年、国として発表するのは、農耕作業など事業を計画的に進めるためには、自然の持つ周期性をつかみ、将来を予測すし、日々の生活や暮らしに多くの関わりがあることからと、時の国家権力がその力を維持したり、示すため、暦を管理してきた歴史があるためのようです。この季節の周期性は太陽や月などの動きを観測することで得られることから、天文学の要素を専門に扱う国の機関である国立天文台が発表しています。

日の出、日の入りの定義

太陽の上辺が、視地平線または水平線(apparent horizon)に一致する時刻を、日の出・日の入りの時刻と定義しています。つまり、日の出・日の入りの時刻は、太陽の上端が地平線と重なった瞬間とします。すなわち、日の出は、太陽が地平線から顔を出し始めた瞬間の時刻であり、日の入りは太陽が地平線に沈みきって見えなくなった瞬間の時刻という事になります。日の出・日の入りの時刻は季節(日にち)や場所によって変動します。
大気の影響により地平線が浮き上がって見える効果=地平大気差を35′8″としています。
日の出入りの方向に、山・堤防・ビルなど障害物があっても考慮には入れません。したがって、山に隠れるから日の出が遅い・日の入りが早いとか、障害物がない方向に来る時だけ日の出が早いとか、といったことにはなりません。
注意が必要なのは、大気などの影響により、日の出の前や、日の入りの後、実際の空は、少々薄暗くはありますが、屋外で明かりが必要なほど暗い状態ではありません。この、空がうす明るい状態を「薄明(はくめい)」と呼びます。薄明は「市民薄明(常用薄明)」「天文薄明」などの段階に分けて考えることがあります。「市民薄明」は「灯火なしで屋外の活動ができる」目安とされ、日本では日の出前・日の入り後30分間程度とされています。また「天文薄明」は「空の明るさが星明かりより明るい」目安であり、日の出前・日の入り後1時間30分程度です。日本よりもっと緯度が高い地域では、夏の薄明の時間は日本より長くなります。また、蛇足ですがこの薄明の状態は日中の状態ではなく、夜間という事になります。

 
日の出の定義図、日の入りの定義図
日の出の定義図、日の入りの定義図


日の出、日の入り時刻
日の出、日の入り時刻

近代の日の出・日の入りの歴史

日本においては、1902年まで、当時、「暦」の編纂していた東京帝国大学(後の国立天文台)は、太陽の中心が地平線に重なった瞬間を日の出・日の入りの時刻として観測していましたが、文部省の告示(暦面記載ノ日出入時刻定メ方)により、1903年以降は、太陽の上端へと変更することになりました。また、「暦」の発行は神宮神部署(じんぐう‐かんべしょ)
と言われれる、もと伊勢神宮大宮司の管理に属し、神宮のお札と暦の製造販売などを司った役所が発行していましたが、太平洋戦争後、昭和21年(1946)廃止に廃止され、それ以後
官報にて発表される「暦要項」に置き変わりました。

国立天文台が発表する日の出の時刻から日の入りの時刻

日の出や日没の時刻は場所によって変わるため、場所と日付を指定して、調べることが出来ます。

国立天文台・こよみの計算

https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi

国立天文台・こよみの計算の使い方

「こよみの計算」では各地の日の出入り、月の出入り、惑星の出入り、夜明・日暮、南中時、高度と方位、月の満ち欠け・月齢などを調べることができます。画面左側にある「計算日時」、「計算地点」を選択し、「計算内容」で知りたい情報のGoボタンを押すと結果が出力されます。

国立天文台・こよみの計算の使い方

画面、左側の設定部分を操作して行きます。

計算日時

調べたい年月日をプルダウンで選択します。

計算地点

地点の指定方法
地点の指定方法にはさまざまな種類があります。

こよみの計算 設定方法


代表的都市を選ぶ
都道府県庁所在地など代表的な都市は選択式メニューに含まれています。
おもな都市(おもに県庁所在地)はメニューを選ぶだけで地点を指定することができます。

お気に入りの地点を選ぶ
お気に入りの地点を登録し、そこから選択することができます。
よく使う地点(お気に入り)を登録し、そこから選択することができます。
地点の指定方法を「お気に入りの地点を選ぶ」に変更すると、設定した地点のみの選択式メニューになります。
オプションの「追加」ボタンを押すと、現在選択している地点をお気に入りに追加します。
オプションの「設定」ボタンを押すと、設定画面になります。
値を変更したら「更新」ボタンを押してください。
名前を空欄すると削除できます。
ブラウザ等環境によっては使用できない場合があるようです。

経緯度を指定する
経緯度を直接指定する場合は「経緯度を指定する」をクリックしてください
直接経緯度を指定することができます。
計算地点の経緯度は度の小数(10進法)でも度分秒(60進法)でも入力できます。
前者は小数で、後者は各数値を半角スペースで区切って入力してください。どちらも数値は半角、単位は不要です。
たとえば、「35.5」=北緯35.5°と「35 30」=北緯35°30′では結果は同じになります。
南緯や西経の地点は先頭に「-」(半角のマイナス) をつけてください。
計算結果は常に度の小数で表示されます。
国や地域によりさまざまな標準時や夏時刻が設定されています。標準時には適切な値を設定してください。日本国内の場合はJST(+9時間)です。

市町村名を検索する
市町村名で検索する場合は「市町村名を検索する」をクリックしてください。
下記のいずれかの方法で検索できます。
選択メニューで都道府県を選択する。
漢字またはカタカナで市町村名を入力して絞り込む。
ボタンを押して市町村名を名前から絞り込む。
検索結果は一覧に表示されます。目的の市町村が見つかったら「Go」ボタンを押してください。市町村の位置情報が左のフレームの計算条件に反映されます。

地図を見ながら地点を指定する
「Google Mapsで選ぶ」または「地理院地図で選ぶ」をクリックしてください。
ただし、ブラウザなどの環境によってはこの機能をお使いいただけない場合があります。その場合は「地図で概略位置を選ぶ」をクリックしてください。

Google Mapsで選ぶ
Google Mapsはマウスを使って移動や拡大・縮小が自由に行なえる地図です。
まずは地図をぐりぐりと動かして、目的の地点を探してください。
地図上の地点をクリックすると、その地点の経緯度が表示されます。
住所や地名で場所を検索することもできます。
住所や地名を入力して「地名で検索」ボタンを押してください。
候補が複数存在する場合は、マーカーが複数表示されます。知りたい地点のマーカーをクリックしてください。
標準時は経度から推測するため、実際に使われているものと異なることがあります。必要に応じて変更してください。
ブラウザ等環境によってはご利用いただけない場合があります。

地図で概略位置を選ぶ
地図をクリックすることで、概略位置を指定することができます。拡大・縮小などはできません。この地点で問題なければ「計算条件に反映させる」をクリックしてください。
標準時は経度から推測するため、実際に使われているものと異なることがあります。必要に応じて変更してください。
ブラウザ等環境によっては使用できない場合があります。

こよみの計算結果



国立天文台 暦計算室 トップページ


暦計算室トップページの左側
計算させたい場所の今日の情報が表示されます。日付を「-1」、「+1」をクリックするたび日付が変更されます。少し離れた日付を表示させたい場合は、前述の「こよみの計算」をお勧めします。

暦計算室トップページの左側

参考
こよみ用語解説
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/faq/glossary.html


さまざまな気象情報をまとめています
無人航空機 のための 気象情報

天気予報について詳しくまとめています。
無人航空機 のための 気象情報 天気予報

台風情報について詳しくまとめています。
無人航空機 のための 気象情報 台風情報と進路予想
世界各国の台風情報と進路予想のサイト
リアルタイム気象情報について詳しくまとめています。
無人航空機 のための 気象情報 気象のリアルタイム情報
ほぼリアルタイムで気象情報を得ることができるWEBサイトの使い方。

航空機の運航のために発表されている、航空気象情報について詳しくまとめています。
無人航空機 のための 気象情報 航空気象情報
国内悪天解析図、国内悪天予想図、国内悪天12時間予想図、下層悪天予想図、下層悪天予想図(詳細版)の読み方と用語解説。
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自己紹介

ノーマン飛行研究会
2015年 首相官邸ドローン事件があった年、トイドローンを手にして以来ドローンと関わっています。JUIDAの無人航空機安全運航管理者、操縦技能証明とドローン検定協会の無人航空従事者試験1級 を取得しております。無線関連の第1級陸上特殊無線技士も取得しております。 できるだけ正確に学んだことを綴って行きたいのですが、もし間違いなどありましたらご指摘いただけると嬉しいです。 このサイトはリンクフリーです。報告の必要ありません。リンクして頂けると喜びます。
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